ストーリーとかもそうなんですが、あの映像を見せられただけで、充分に幸せかも知れない。最初の北極のネルフ施設の戦闘シーンの画だけで、もうお腹いっぱいでした。いやもうこれだけのものを作ったら、庵野監督には「エヴァ以降には何もなかった」という資格は、僕はあると思いました。
でも序のときも思ったけど、やっぱりこれは旧版の時に子供だったファンが、大人になってから見て感動する映画で、元々大人だった人や、いまだに子供の時間が続いてる人には、必要のない映画だとは思います。その傾向はこの破で、ますます顕著になったかもしれない。
マリの獣化で男主人公によらない自力救済を期待させつつ、それを挫くところとか、アスカの受難とか、やはりセクシャリティを中心に組み立てられたエヴァの基本的な構造は変わっていない。(それもまたエヴァを構成するルールに内在した)映像的な強度ではほとんど使徒を倒しかけている、マリとレイのタッグが、結局のところ使徒を倒せないのは、彼女たちが女だからだ、とでもいいたくなるほどに。
序ってなんだったんだろう? 「破」から「序」をみてしまうと、「破」のような過剰さがないぶん、どうしても旧作から削ったものが目についてしまう。それでも、第一に「破」的なものの萌芽として、第二にそこから旧作をみかえすために、「序」の重要さを取捨してはならないと思う。
正直一番面白くて楽しかったのが冒頭。
エントリープラグ内ってひきこもり場所とか色々言われてたけど、
その中を自由に動き回るようにレバーを動かす新キャラ:マリが印象深かった。
他の場面でも中で立ち上がってみたりして、プラグ内を広く受け入れてる印象が強かった。
全ての選択が切羽詰っている、操作不能な状況がエヴァなのに、
自爆や暴走など旧作で切羽詰ったときに使われていたものを、
当たり前のように行うところに非常にアクティブな一面が見えると共に、
チルドレンたちにとってのエヴァという牢獄を全て請け負ってやろうという意図を感じた。
北米各地で公開されている人気アニメ映画「エヴァンゲリヲン新劇場版・序(Evangelion 1.0: You Are (Not) Alone)」が9月30日と10月3日、バンクーバーエリアでも公開される。
僕がそれまでのエヴァンゲリオンで一番求めていた、エヴァンゲリオンが動いて戦っている気持ち悪いシーンが多かったとの、シンジくんが主人公らしくモテモテになっていたことが何よりも嬉しかった。
庵野監督と結婚された安野モヨコさんが朝日新聞で連載されてる『オチビサン』が好きなので、オチビサンの絵がチラッと登場してたりするのも楽しめました。
私は新劇場版最終作のラストで、
ついに「シンジとは何か?」が明らかになることを期待する。『破』の新キャラクター、「真季波・マリ・イラストリアス」が作中のセリフで、
シンジが特別な「匂い」を持つことを何度か指摘しているが、
シンジの本当の謎は、「匂い」だけでは済まされないだろう。
www.evastore.jp:エヴァンゲリオン 日めくりカレンダー2010 EVANGELION STORE
庵野秀明総監督率いる
アニメーション制作スタジオ
「スタジオカラー」のスタッフが結集し、
2010年のカレンダーを自ら制作することが決定しました。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の世界観をテーマに、
描き下ろしイラストなど
すべてこのカレンダーのための初出画像で構成。数十名の錚々たるメンバーが一堂に会して
それぞれの個性を発揮した、スペシャルなカレンダーです。


